この不景気のご時世に、なんとももったいない話である。
高額療養費とは、健康保険に加入していれば、自己負担額がある一定限度を超えれば、超過分を払い戻ししてくれるという制度である。
これほどまでに巨額の未支給額がある理由は2つである。第一は、制度が複雑なこと。自己負担限度額は年齢と収入、そして若干の他の要因によって異なり、その算式はわかりづらい。このサイトは、比較的わかりやすくまとめていれば、それでもイメージがつかみづらいであろう。
第二に、払い戻しを受けるには、自ら申請せねばならないこと。該当者に対して自動的に申請用紙一式を送付してくれる親切な自治体もあれば(例:八王子市)、そうでないところもある。したがって、日経紙面によれば、都道府県別で未支給率は5%~40%もあり、ここでも社会保険の「地域間格差」の実態が浮かび上がる。
防衛手段としては、「今月なんか医療費が高かったなー」と感じたら、健保組合に電話で相談するか、当サイトに戻ってきて、関連リンクで詳細を調べていただきたい。