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2004年07月29日

北風と太陽

クーラーに当たりすぎて体調をおかしくしてしましました。皆様も猛暑の中の体調管理をしっかりなさっていただきたいと思います。
そのような事情で、今回はあまり頭を使わず書ける話題とさせていただきました。厚生年金の未加入事業者を社会保険庁が強制加入させるとの報道がありました。国民年金保険料を払わない人には年金徴収人がしつこくせまり、厚生年金についても同様に未加入事業所に強引に迫ろうとしています。
しかし、こんなアプローチが本当に機能すると政府は本気で思っているのでしょうか?この種の報道で私がいつも思い出すのは「北風と太陽」の寓話です。保険料を払わない人というのは、一部悪質な人もいるものの、大半のものは、保険料を支払う余裕がないから、支払わないのです。そのような社会的弱者に冷たい北風を吹き付けて、どうなると思っているのでしょうか?
強制的なとりたてよりもはるかに有効な策は、公的年金制度自体を魅力的なものにする「太陽」政策であるはずです。まず行うべきは、グリーンピア等の無駄遣いは一切やめ、国税庁と保険料の徴収機能を統合させ、コストを抜本的に削減することにより、我々が支払う保険料が無駄に使われないことを宣誓すべきです。
第二には、「少子高齢化」という構造的な問題に真剣に取り組み、子供を育て安い環境をつくり、場合によっては移民等も視野に入れ、若い世代の保険料の払い損にならないような制度を構築すべきです。
第三に、保険料の運用に最新の手法を取り入れ、少しでも将来の受給額の増加に努めるべきです。
そして、最後に、これらの改革を総合的に進めた場合の年金需給予定額を国民に示せば、現時点での未加入者も進んで加入するようになるはずです。

Posted by Ken Kodama at 2004年07月29日 17:31
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