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2005年02月07日

紙のメディアとSEO

本日は直接的に関連のある日経新聞記事を受けてのエントリーではないのですが、インスパイアされたのは11ページの「電力線ネット」の記事です。
昨年12月21日付けで、「電線ネット」というタイトルでエントリーを書かせていただきました。これは、その日の日経新聞の1面の大見出しに、この「電線ネット」なる言葉が踊っていたことを受けてのエントリーですが、ここで私が着目したのは、「電線ネット」という言葉そのものです。この「電線ネット」なる用語を、12月21日時点でグーグル検索したところ、519件のヒットがあったものの、トップに表示されたものは「・・・日立電線、ネット・タイム、・・・」と、話題と無関連のものであったことから、同日時点においては、ネット・コミュニティーにおいて、「電線ネット」なる用語は使用されていなかったことが確認できます。
ところが、本日、同キーワードをグーグル検索すると、約3,460件と表示され、わずか1ヶ月強の期間において、同キーワードを含むページが3千近くネット上に生まれたことになり、「紙のメディア→ネット」への影響力の強さというものをまざまざと見せつけれらた感がします。「紙のメディア」の強大なパワーの源泉は、やはり①圧倒的なブランド・信頼度によるところが大きいと思われますが、②「電車通勤」という首都圏在住者のライフスタイルに支えられている面も否定できません。ただし、後者については、今後定額パケット料の携帯端末の普及や、携帯端末からのテレビ放送受信などにより、携帯端末との競争激化から徐々に力が弱まっていくものと思われます。
当サイトでも、当初はトラフィックを集める上で意識的に実践していましたが、圧倒的な紙のメディアのパワーを利用したSEO対策というのは、サイト集客にとって実に効果的です。ウェブサイトへの集客でお悩みの方は、想定来客の読むであろう紙媒体を意識したSEO対策を行うことが、費用対効果の面から考えて最も有効であろうと思われます。そして、その際のツールとして有効に機能するのがブログであることは、いうまでもありません。
ひとつ、日経新聞に対して苦言を呈するとすれば、こうした用語の選択に細心の注意を払っていただきたいという点です。本日の11ページでは、「電線ネット」ではなく「電力線ネット」という言葉に戻っていますが、では、なぜ昨年末に「電線ネット」なる言葉が大見出しで踊ったのか理解できません。それが、若手の編集者による、新語を世に出したいという自己顕示欲に基づいたものであったとしたならば、そうした小さな情報操作の意図の積み重ねは、紙のメディアのブランドパワーの低下に自ら拍車をかけるものとなってしまうことでしょう。

Posted by Ken Kodama at 2005年02月07日 11:19
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