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2005年05月16日

グリーンスパン VS ナベツネ

「私も卒業生の皆さんと共通の問題を抱えておりFRBの任期が終われば職探しをすることになるだろう(NIKKEI NETより引用)」

なんと、カッコいい去り方なのでしょう・・・私も長生きできるのなら、こういうおじいさんになりたいものですね。
もちろん冒頭の言葉は、現在FRB議長を務めるグリーンスパン氏の引退表明の報道からの引用です。「年功序列」という概念の希薄なアメリカにあって、60歳を超えて18年間、この要職を勤め上げたのには、ただただ恐れ入るばかりです。本日の日経新聞にはグリーンスパンの手腕を知る上で的確な一文がありましたので、以下に引用したいと思います。

(引用始)
『FRBの意図をたくみに市場に伝え、十分に織り込ませてから金融政策の変更を慎重に決断する手法も徹底した』
(引用終)

各国の中央銀行のトップの言動は、エコノミスト等の専門家達から日々ウォッチされるのですが、グリーンスパンの発言は、ウォッチしがいのあるものだったのではないのでしょうか?冒頭文からも彼の言葉のセンスを窺うことができますが、経済に関する経験・知識のみならず、ボキャブラリーがものを言うのがこの仕事でしょう。私は自分の文章に関して、構成力や分かりやすさという点からは、それなりの自信があるのですが、語彙量にいたっては、貧困そのものなので、見習って勉強したいと思います。
自らの辞任を、孫ほども年齢の違う「卒業生と同じ問題を抱えている」と表現するのは、少しキザな感じもしますが、日本の79歳からは絶対出てこない表現ですね。
で、本日のタイトルにある「ナベツネ」ですが、なぜグリーンスパンと並べたかといえば、同い年だからです。彼のセンスでは、「ピアスは清原より堀内の方が似合う」くらいが限界なのでしょうが、自分で並べておいて、なんだか日本人であることが恥ずかしくなってしまった次第です・・・

Posted by Ken Kodama at 2005年05月16日 19:01
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