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2005年09月12日

片山さつきと猪口邦子の異同を述べよ

本題に入る前に2つほど。まず、本日の日経新聞の17ページの『経営の視点』の「セブンイレブン変わる便利さ」と題されたコラムですが、このコラムの前半はまるで私の前日のエントリーをパクッたかのごとくの内容です。まあ、私一人に限らず、日本のビジネスマンの思考回路は日経新聞に毒されている訳なので、どちらが卵か鶏か、という側面もありますが、私の文章を格調高い文体で書くとああなる、といった感じの内容なので、お時間のある方は是非ご一読をしてみて下さい。

もう147円のお茶なんて飲む気がしない・・・

また、もう一点ですが、私の執筆するもう一方のブログである『金融ニュースの「行間」を読む』ですが、最近の選挙をにらんでの株高の背景にある機関投資家の売買動向を分かりやすい言葉で考えてみました。ある方から「小難しくて分かりにくい」という趣旨のご指摘を受けたので、文体を平易にしてみたので、是非こちらのブログもご覧になってみて下さい。

で、本日の本題ですが、私のブログはアクセス解析のソフトで、どんな検索ワードでたどりついたかが調べられる訳ですが、ここ最近増えているのが検索ワードが「片山さつき」です。さらに昨日は「昭和のパーマ」なんて検索ワードが3件もありました(笑)。こうした需要と供給のミスマッチが発見できる面白さがあるのがアクセス解析ソフトですが、こうした検索ワードでたどりついた方には、先日の私のエントリーは何とも肩透かしだったはずで、そういうニッチな訪問者のために、本日は一筆したためたいと思う次第です。政治とは一線を画すのがこのブログのスタンスでしたが、今回は政治うんぬんというより「人物ウォッチング」の視点のエントリーということでご了承下さい。

【①キャリアの延長線上としての政治家】
これは標題の二人のみならず、佐藤ゆかり氏にも共通している点ですが、今回の選挙を自らのキャリアの延長線上にあると捉えている点が特徴的であるといえるでしょう。もちろん、これまでの官僚の出馬も動機を同じくしているでしょうが、今回の刺客に特有なのは、専門性がかなり強烈に前面に打ち出されている、という点です。この3人に限らず、一般的にキャリア志向の女性の特徴としてゼネラリストよりスペシャリストを志向するという傾向が顕著に窺えます。猪口氏は外交、佐藤氏は経済政策、片山氏は行政改革をメインフィールドとして今後の政治活動を続けていくのでしょうが、こうしたキャリアのスペシャリスト志向のゴールに「政治家」を据えるというのは、国民としてはあまりありがたくない側面もあります。
もちろん実務の現場を知った人間が政治家になることは、大きなメリットをもたらすことでしょう。ただし、週刊朝日の記述から知ったことですが、例えば猪口氏は出馬の前に上智大学の学長選に名乗りを挙げて落選したそうです。これらの候補者が「前職よりも高いポスト」として、政治家を捉えているのであれば、日本の未来は危ういといわざるを得ません。自らのキャリアアップという利己的な動機と、国民生活の向上という利他的な動機をどこまでバランスをとって考えているのか。この3人には特に問いただしたい気がします。

【②「天然」猪口VS「海千山千」片山】
「昭和のパーマ」なんていう検索ワードで私のサイトに来る方にとっては、恐らく前段の記述は無意味に等しいでしょう(笑)。猪口氏と片山氏は、キャリア志向、「かつての」美貌、髪型などから似た側面ばかりが強調されてきましたが、決定的な違いは、猪口氏は「裏を知らない」が片山氏は「裏を知りすぎている」点にあるのでしょう。
いつぞやの日経新聞に書かれていましたが、片山氏は静岡の支援者の前で土下座したとのことです。これは彼女の人格の象徴的な側面で、「目的達成のためには何でもしてみせる」ということです。そこには若干(というレベルかな?)の勘違いも存在するものの、支持者が義理人情を求めれば土下座をしてみせ、昭和のパーマが不評と分かればはちまきで髪を束ねてみせ、よく言えば他人の目を意識し他者の求めるものを敏感に察知し、それを提供しようとする柔軟性を兼ね備えているのが片山氏です。
対して、いつまでたっても箱の中のお人形(という表現も恐いが・・・)といった感のあるのが猪口氏です。国連の軍縮大使を務めていたときの映像で、会議がクローズするときにバンバンと机をハンマーで叩いた後、ガッツポーズを見せたのが、彼女の「天然」さの象徴と言えるでしょう。
こんな「天然」な人よりも、外相に相応しいのは、資質的な面でいけば片山氏の方に軍配が上がる気がします。でも、片山氏だとやりすぎて、金正日の前で引田天巧ショーもどきをはじめそうな恐さもありますが(笑)。

Posted by Ken Kodama at 2005年09月12日 11:00
Comments

 突然で勝手ですがご招待です
 「政治家」、「新聞」について小さな記事を書きました。お近くへおいでの節は、どうぞ拙宅へもお立ち寄り下さい。→http://blog.q-q.jp

Posted by: 素町人@思案橋 at 2005年11月14日 10:58
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