本日は日経金融新聞に掲載されたマクドナルドの業績発表をネタに、盛り上がってやろうかと意気込んでいたのですが、秋で感傷的な気分に浸っていることもあり、なんとなくやめてしまいました(笑)。また、明日から私の心身の緊張状態が長期間に渡って続くことが予想されるため、今日は軽くCDの紹介で。
秋に紹介するCDといえば、やはり『枯葉』です。これはサラ・ボーンの歌う『枯葉』で、アルバムの邦題もやはり『枯葉』だったと記憶しています。ちなみに、私がはじめてきいた『枯葉』はやはりこのサラ・ボーンの『枯葉』です。ご存知の方はご存知かと思うのですが、このサラ・ボーンの『枯葉』は、一言でいえば全くオーソドックスではないのです。渋いジャズではあるのだけど。オーソドックスな『枯葉』といえば、例えば下のキャノンボールとマイルス・デイビスの"Somethin' Else"に収められた『枯葉』です。
サラ・ボーンの『枯葉』を初めて聴いたのは中学生の終わりか高校生のはじめ頃だと記憶していますが、この『枯葉』があのスタンダードナンバーの『枯葉』と同じ曲であると気がつくには、2~3年の月日を要したと記憶しています(笑)。なぜ、そこまで気がつかなかったかといえば、①当時の私の音楽の素養が浅かったこともありますが、②この『枯葉』は全篇スキャット(シャバドゥビ・シャバドゥバみたいな)であり、③かつとても速いテンポであり、④また、コード進行は特にイントロ部分のメジャーっぽく聞こえて、マイナーなイメージの『枯葉』と相容れなかったからです。
私は音楽評論家ではないので、このアルバムの素晴らしさを表現する言葉が自分では見出せないのですが、10年くらい前にジャズ・ボーカルを生業とする方とお話していたときの、その方の言葉を借りたいと思います。
「このアルバムを聴いていると『音楽』を感じる」
う~ん、名言。別に『音楽』を『人生』にかえてもよいかもしれない。
また、私が特にこの作品を秋口に聞きたくなるのは、恐らくジョー・パスのギターのせいのような気がします。誰もがサラ・ボーンの最高傑作の一つと認めるこのアルバム、ご興味があれば是非ご鑑賞下さい。