1エントリーにある程度のボリュームを書こうと思ったり、「おち」らしきものまでつけようとすると、筆が一気に鈍くなる。ま、更新が滞っていたのは忙しかったのもあるのですが。で、思ったのは、これからは思いついたことを短文でいいから書きとめようと。「おち」を書こうと頭を痛めることはもうしない!どうせ大したおちでもなかったし(笑)
【JR銀行構想】
SUICAのことを考えて駅の改札口を眺めていて、はたと思った。「こいつら、もしや銀行始めようと考えてないか?」SUICAの限度額を大きくして、利息をつけて、時には引き出せるようにして、記録をつける冊子をつくれば、もうこれは預金口座と大差がない。色々法的な制約は多々あるのかもしれない。でも、SUICAが普及すればあの夥しい数の券売機の多くは余ることとなる。最近自らの駅ナカビジネス等で自らの持つ「不動産」の収益力に気づいたJRのことである。券売機もただで余らせておくはずはない。あまりクリエイティビティはないが、余った券売機を銀行のATMに変えることは非常に容易い。確か、東急も駅ナカにどっかの銀行のATMを設置しはじめたというニュースを最近読んだ記憶がある。
もっと本業で顧客満足を考えてくれ、といいたいところだが、最近のJRの企画力には目をみはるものがある。詳しい分析は全然していないが、JR株は上昇の余地が結構あるのかもしれない。
【ポーター = 構造主義】
全く恥ずかしいくらい遅れて、今更読んでいるブルーオーシャン。
で、のっけから興味深い記述があった。つい、一昨日「これからはマネジメントも哲学の時代だ」みたいなことを書いた直後に目に入ったのは、マイケル・ポーターの一連のフレームは構造主義に基づいているとの指摘。確かに言われてみればそのとおりである。で、哲学で「構造主義」と言えば、当然その次の波として来たのは、「De-construction(脱構築)」の流れである。で、ブルー・オーシャンの著者達は自分達は「Re-construction」であるという。まだ、4分の1程度読んだばかりだが、ん~、そこまでいえるかどうか疑問。
ただ、5フォースだの、SWOTだの、3Cだの、そうした決まりきったフレームを壊して、新たなフレームを作るくらいはしていいと思う。新たなストラクチャーを作るだけで構造主義の域を出ていないとは思うが、それだけでも結構斬新な戦略が構築できるように思う。私が書いたステークホルダー・リエンジニアリングなんかも、そんな流れにのる感じがする。
【年金徳政令】
今朝の日経新聞一面の『厚生年金支給へ特例法』の記事を読んで、「徳政令」の三文字が頭に浮かんだ。だって、年金保険料をねこばばした中小企業って、今回の一連の騒動と全然話が違うじゃん!これで「馬鹿をみた」と感じるのは、苦しいながらも真面目に厚生年金保険料を納めていた中小企業であろう。私の(有)エイムハイ・コンサルティングも真面目に収めていたりする。で、従業員一人で、会社負担と自己負担とあわせて収めなくちゃいけないから、たいした給料じゃないですけれども、保険料が口座から引き落とされる日は、さながら「ゴソッ」という音が聞こえるかと錯覚するほどである。従業員が数十人規模の中小企業であれば、本当に毎月末の苦労が私には手に取るように分かる。でも、今回の徳政令で、少なからぬ善良な中小企業経営者が「ああ、馬鹿を見た」なんて思うかもしれない。
悪徳中小企業のネコババ分を「見舞金」なんて名前で国民の血税を投入してよいのか?これももとをたどれば、社会保険庁の中小企業に対する、中途半場な態度に起因する。こんなことになるのなら、未加入の事業者に対してもう少し、厳しく対するべきだったであろう。